自己紹介Introduction
プロフィール
山下明泰(Akihiro Yamashita)
化学工学は化学工場を設計し、環境負荷を最小にしながら、化学製品を効率よく生産するための学問です。当研究室では、これを医学の研究に応用することを研究テーマにしてきました。医師や企業との共同研究を通じて、病気や怪我を治すための医療用具を開発することを研究室の使命として、学生達とともに日夜研究に励んでいます。
略歴
1980年3月 | 早稲田大学理工学部応用化学科 卒業 |
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1980年4月~ 1986年7月 |
早稲田大学助手、北里大学特別研究員(非常勤)、(医)善仁会研究部において、主に人工臓器の評価研究を担当 |
1986年8月~ 1991年6月 |
米国テキサス大学オースチン校大学院博士課程に留学(1991年5月、Ph.D.) |
1991年7月 | 九州工業大学情報科学部・助手 |
1999年4月 | 湘南工科大学工学部・助教授 |
2004年4月 | 湘南工科大学工学部・教授 |
2013年4月 | 法政大学生命科学部・教授 |
研究テーマ
・人工腎臓の設計、製作、評価。
・ドラッグデリバリーシステムの設計、製作。
・人工鼻の設計、製作、評価。
著書
- 1. 山下明泰:除去量と除去率、「透析スタッフのための血液浄化の基礎」(第2章)、酒井清孝監修、pp.18-39、アイピーシー、1989.
- 2. 山下明泰:よくわかる腹膜透析の基礎、東京医学社、1998.
- 3. 山下明泰:各種治療指標の意義(pp.131-142)、データ処理法と易しい統計学(pp.199-217)、「わかりやすい透析工学」、酒井清孝、峰島三千男編集、南江堂、2012. (ISBN 978-4-524-26958-7)
- 4. 中本雅彦、山下明泰、高橋三男:腹膜透析スタンダードテキスト、医学書院、2012. (ISBN 978-4-260-01668-1)
- 5. 山下明泰:医療用のろ過膜に求められる理想的な性能要件、「濾過スケールアップの正しい進め方と成功事例集」、第1章第1節、pp.3-7、㈱技術情報協会、2014.8.
- 6. Akihiro C. Yamashita and Kenji Sakurai (2015). Dialysis Membranes - Physicochemical Structures and Features, Updates in Hemodialysis, Prof. Hiromichi Suzuki (Ed.), ISBN: 978-953-51-2162-6, InTech, Available from: link